インターネットが一般的になる前は電話での出会いがほとんどで、昔からある出会いサービスの一つに「テレフォンクラブ」「テレクラ」というものがあります。
この大人の出会いを求める「テレクラ」ができたのは約20年ぐらい前といわれ、発祥は大阪、神戸、東京説などがあります。
テレクラができた当時はかなりオイシイ思いをした人がいるとよく耳にします。
女性誌にフリーダイヤル(電話をかける女性は無料)を載せたり、地域名、フリーダイヤルの載ったティッシュを女性に無料で配って女性を集めています。
女性誌にフリーダイヤル(電話をかける女性は無料)を載せたり、地域名、フリーダイヤルの載ったティッシュを女性に無料で配って女性を集めています。男性は個室で電話の前で待機して、女性からかかってくる電話を待ちます。
電話がかかってきたら、話をして、気に入ればデートに誘ったりするのもOKです。
料金は、1時間に3千円くらいが平均です。昼間や深夜で料金体系が変わるお店もあるようです。
テレクラで一番大事なのが、「早取り」といわれるものです。
女性が電話かけてくると、男性が待機している各部屋の電話が鳴ります。
この電話に対し、一番早く受話器を取り上げた人が、その女性と電話ができる権利があるのです。
もちろん反射神経のよい人が断然有利になります。しかし、慣れることにより、慣れていない人との勝負にはかてるようになります。
これに対し、「取次ぎ」という方式もあります。
女性からの電話をフロント係りがいったん取り、順番に男性に回していく方法です。
お店側で、男性に女性の好みを聞いて、好みにあった女性の電話を回すというところもあります。
この形態のお店のメリットは、早取りが苦手の人であっても、女性からの電話を確実に取ることができる点です。
テレクラでは、イタズラ電話もかなり多く、「取次ぎ」方式であれば、フロント係りの人がこういった電話を切ってくれますが、「早取り」方式では、期待してやっととれた電話がこういったイタズラだとストレスがたまってきます。